命の輝きを伝える写真

毎日の生活の中で、仕事や家事・育児に追われ、目の前のことで精一杯・・・
そんな日々を送ってはいませんか?
ふと、我に返ったとき、言いようのない虚しい気持ちに襲われる、そんなこともあるかもしれません。

私たちは、自分と周囲の人たちを比べて、劣っていることに悩んだり、波風を立てないように、自分の本音を隠して表面的な人付き合いをしてしまったり、そんなことがよくありますよね。
でも、自分の心を偽り続けると、やがて自分自身を傷つけ、自分の人生を見失ってしまいます。

大自然の中へと出かけ、爽やかな空気を吸い込みながら、そこで暮らすさまざまな生き物たちをカメラでとらえると、彼らは、ただひたすら、自分たちの命を繋ぐこと、生きることに真正面から向き合っているように見えます。
誰と比べることもなく、ありのままの「命」をただただ生きている。
そんな姿に触れたとき、私たち人間も自然の一部であり、同じ生き物だということを思い出し、改めて「命の尊さ」に深く感動するのです。

普段、直接自然の中へ出かけることができないあなたも、この写真の中に息づく生き物たちの姿を見てください。
そして、どうぞ、心に響いた写真をお手元へ置いて、いつでも、眺めてください。
大いなる命の輝きが、あなたの心を明るい未来へと導いてくれるはずです。

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写真への想い

帯広の森の施設「はぐくーむ」でボランティアメンバーの一人として、野鳥観察イベントのお手伝いをしていた時、一人の参加者の方が見せてくれた鳥の写真…私は、これに心を奪われました!
その日から、鳥の写真が頭から離れず、ついに一眼レフを手にしました。でも、それが私の思考や生き方まで変えるものになるとまでは想像していませんでした。


初めは、ただ楽しくて、北海道あちこち遠出ばかりしていましたが、十勝の豊かな自然環境に気づいてからは、十勝を中心に撮影することが増えました。

今まで素通りしていた、季節ごとの壮大な景色、見たことのない鳥たち、それまで北海道に存在している事も知らなかった野生動物…

最初は、可愛い!綺麗!で満足していましたが、次第に、もっと可愛く、もっと綺麗にと思うようになりました。
カメラ機材を何度も入れ替えながら、野生動物へ惹かれていくうちに、雑多な日常から解放されるその瞬間がとてつもなく心地がいい、と感じるようになったのです。

一人、動物を眺めていると、動物が見せてくれる「生きる」事に対しての前向きな姿が、私を夢中にさせるのです。撮影の時は、一人で森にこもり、ただ無心で動物と向き合います。


なぜこんなにひたむきに生きるんだろう。

何を求めて生きるんだろう。


そんな事を思いながら、動物たちと向き合う時間が増えていくうち、自分との葛藤が始まりました。
「社会」という枠の中にいる自分、家族にとっての自分、自分にとっての自分…
すべてが見えなくなってしまった、と感じるようになったのです。

何事もなかったかのような顔をして、心は厳重に鍵をかけ、誰にも見せない「心の引きこもり」が続きました。

そして、「自分が存在する意味」を考えてばかりいた時に「生きとし生けるもの」という映画に出逢いました。


森の緑はいつも優しく私を迎え包んでくれる。動物達はなぜ生きるのかを教えてくれる。

生まれて、生き続け、命を繋ぐ、それこそが彼らの生きる意味。
この映画がそのことを教えてくれました。

そして、「私は私でいいんだ!」という思いに至りました。
「これからは、自分のために生きていく!真剣に自分に正直に!」
そう思うことができたのです。

そうすると、やっと、ゆっくりと周りを見る気持ちの余裕が生まれてきました。

私が写真を撮り続けるのは、自然が好きで動物が好きだから。

動物たちは、生きるパワーを分けてくれる。生きることがどれほどに尊いことか教えてくれる存在です。


今の自分がどうしていいのかわからない、写真にあまり興味がないけど自然や動物は好き…カメラを始めたいけど、どうしたらいいのかわからない、など、たくさんの方に、何かを感じ取ってもらえたら嬉しいです。

そして、動物と人間、それを取り巻く環境が決して他人事ではない事に、一人でも多くの人に気づきのきっかけになれたらと願っています。

私たちが住んでいる地球の中で、私たち人間と自然界が、今、どんな窮地に立たされているのか…

1枚の写真からたくさんの世界を想像して、そこから何ができるか見つかりますように。

それが、一人一人の生きる意味へと繋がり、笑顔が増えていきますように。

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